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2017年

プレスリリース

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2017/10/05

専用プログラムで分析を省力化、コンパクトながら拡張性にも優れた
フーリエ変換赤外分光光度計「IRSpirit」シリーズ2機種を発売

フーリエ変換赤外分光光度計「IRSpirit-T」 フーリエ変換赤外分光光度計「IRSpirit-T」

島津製作所は、A3サイズに収まるコンパクトな設置面積ながら高い拡張性を両立し、標準搭載した専用プログラムによって分析を省力化するフーリエ変換赤外分光光度計「IRSpirit(アイアールスピリット)」シリーズ2機種「IRSpirit-T」と「IRSpirit-L」を10月5日に発売します。

本製品は、コンパクトながら当社のスタンダードモデルと同じ幅の試料室を有しているため、当社製オプションや市販の他社製オプションをそのまま使用できます。他社製オプションを使用可能なフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)としては、世界最小の設置面積かつ世界最軽量を実現しました。複雑なパラメータ設定を必要とせず、分析目的や手法を選択する簡単な操作だけで23通りの確認試験や異物分析を実行できるプログラムも標準搭載しています。お客様は、分析の目的に合わせ、当社スタンダードモデルと同等の感度で分析可能な「IRSpirit-T」とリーズナブルな価格の「IRSpirit-L」を選択できます。

【開発の背景】
FT-IRは、サンプルを透過あるいはサンプルから反射した赤外光を検出し、フーリエ変換処理を行って波長成分を得る装置で、物質の同定や定量、化学構造の推定などを行うことができます。当社は60年以上にわたって分光光度計の研究・開発に取り組んでおり、様々な業界で装置が利用されています。特に近年は、ラボで場所を取らないコンパクトモデルの需要が高まっており、サイズと拡張性、使い勝手を両立する装置が求められています。

当社は、ハードとソフトの両面から開発を進め、試料室の幅はそのままに自社スタンダードモデルの1/3以下の設置面積を実現し、分析に習熟していなくても良好なデータ取得を可能にする新しいプログラムなども導入しました。本製品は、製薬や化学、食品、大学などの業界を中心に展開し、発売から1年間で国内外計850台の販売を目指します。

【新製品の特長】
1. コンパクトながら高い拡張性を実現
本製品は、当社のスタンダードモデルと同じ幅の試料室を有しており、既存の当社製オプションや市販の他社製オプションをそのまま使用できます。設置面積はA3サイズに収まる幅390mm×奥行き250mm、本体の重さは8.5kgであり、他社製オプションを使用可能なFT-IRとしては、世界最小の設置面積かつ世界最軽量です。また、幅250mmの側面を正面に向けた縦置き(本体を90度回転させた状態)に対応するユニークなデザインを採用しており、狭い空間にも設置できます。

2. 専用プログラム「IR Pilot」により、23通りの分析を省力化
新開発した専用プログラム「IR Pilot(アイアールパイロット)」により、合計23パターンの確認試験、異物試験、定量分析、膜厚計算を複雑なパラメータ設定無しで開始できます。分析目的や手法などを選択する簡単な操作のみでプログラムを実行可能なため、装置の利用に習熟していなくてもスムーズに分析をスタートできます。また、一度行った分析を登録する機能も有しているため、頻度の高い分析がさらに簡便になります。

3. 利用目的や利用環境に合わせた構成で導入可能
当社スタンダードモデルと同等の感度で分析可能な「IRSpirit-T」とリーズナブルな価格の「IRSpirit-L」を選択でき、使用する窓板は高温多湿な環境から光学系を守る専用窓板への換装にも対応しています。また、当社独自の「異物ライブラリ」や「加熱劣化プラスチックライブラリ」を導入すれば、異物分析専用機としてさらに効率的な分析が可能になります。さらに、装置は当社の分析データ管理システム「LabSolutions(ラボソリューションズ)」で制御するため、ネットワークに接続することで、他の当社製分析装置と一括した管理も可能です。

フーリエ変換赤外分光光度計「IRSpirit-T」の価格 280万円~(ソフトウェア込み、税別)
フーリエ変換赤外分光光度計「IRSpirit-L」の価格 220万円~(ソフトウェア込み、税別)
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