プレスリリース
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| 2010/03/01 |
世界最高クラスの130MPa耐圧により、医薬品・食品分析などで
使用される液体クロマトグラフの分析時間を1/20に短縮
超高速液体クロマトグラフNexeraを発売 |

超高速液体クロマトグラフ Nexera
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島津製作所は、世界最高クラスの130MPa(メガパスカル)のシステム耐圧により、分析時間を従来の1/20以下に短縮すると共に、分離能を3倍に向上させることが可能な超高速液体クロマトグラフ Nexera(ネクセラ)を3月1日に発売します。本製品は当社Prominenceシリーズの各種ユニットと組み合わせることにより、高度なシステム化が可能であり、医薬品中不純物の超高感度分析用オンライン自動濃縮システムやライフサイエンス分野のプロテオーム/メタボローム解析用超高分離多次元分離システムなど多彩な超高速LCシステムの構築が可能です。Nexeraは、今後の液体クロマトグラフに要求される超高速・高分離を様々な分野で実現するだけでなく、分析時間の短縮により、1分析あたりの消費電力と溶媒消費量の大幅な低減を可能にする環境にやさしい新たな超高速液体クロマトグラフです。なお、本製品は3月1日よりアメリカ・フロリダ州オーランドで開催される世界最大の分析機器展「Pittcon2010」に出展いたします。
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*液体クロマトグラフ(LC)とは |
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複数の成分が混合している試料をそれぞれの成分に分離し、どの成分がどれだけ含まれているか分析する装置。分離用の管であるカラムに移動相(水や有機溶媒)で試料を運び、検出器に到達するまでの時間から成分の定性を、ピークの面積・高さから定量を行なう。一般に、LCシステムは、ポンプ、オートサンプラ、カラム、オーブン、検出器、データ処理器などの各種ユニットを組み合わせることにより構成される。 |
<開発の背景>
液体クロマトグラフは、医薬品などの研究・開発および品質管理や食品・環境分析など様々な分野で、試料に含まれる成分を分離・検出して同定・定量するために用いられています。液体クロマトグラフは質量分析計とも接続して、様々な試料中の微量成分の構造解析や多成分同時定量などでも使用されていますが、最近、医薬品中の不純物や食品中の残留農薬などに関する新たな規制により、これら試料に存在する微量成分を確実にかつ迅速に分離・定量することが要求されています。また、血液や尿を分析してがんなどの病態診断を行うバイオマーカー探索の分野では、より短時間で高分離を得ることが必要となっています。一方、常時稼働することが多い液体クロマトグラフでは、高速・高分離だけでなく、省電力・省溶媒など環境負荷低減のニーズも高まっています。本製品はこれらの要求に対応するための新たな超高速液体クロマトグラフです。
本製品の特長は下記の通りです。
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世界最高クラスの130MPa対応により、分析時間を1/20に短縮 |
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本製品により、より微細な粒子を充填したカラムを使用できるため、従来の高速液体クロマトグラフ(HPLC)に比べて、1/20の分析時間で同等以上の分離を実現します。
(*注: 従来のHPLCに比べて1/20、当社のUFLCに比べて1/2) |
| (2) |
分離能力は3倍に向上 |
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システム耐圧は130MPaに向上しているので、微粒子を充填した高分離カラムを使用することにより、従来のHPLCに比べて分離能は3倍に向上します。例えば、タンパク質加水分解ペプチドの分析の場合、約8分で244成分の分離が可能です。 |
| (3) |
1日2300検体の分析が可能 |
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新規開発の130MPa対応オートサンプラを用いたオーバーラップインジェクション機能と、マイクロリアクタ技術を応用した低容量高効率グラジエントミキサによるシステム内部容量の低減(当社従来比 約1/6)により超高速分析の更なる時間短縮を実現。多検体処理用ラックチェンジャと組み合わせることにより、1日あたり、最大2300検体の分析が可能です。 |
| (4) |
定評あるProminence シリーズをベースに基本性能と堅牢性をさらに改善 |
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当社のProminenceシリーズをベースにオートサンプラの基本性能をさらに強化。世界最高の注入再現性(0.25%以下)、キャリーオーバー(0.0015%以下)、高速注入(10秒以下)と、キャリーオーバー低減のためのマルチリンス機能(最大4液)や試料注入ポートの各種自動洗浄機能の新規搭載により、質量分析計と接続した場合のデータ再現性がさらに向上します。 |
| (5) |
世界最高の高感度高安定検出器を装備 |
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Nexeraシリーズでは世界最高レベルの低ノイズとセルの温調機能により室温変動に影響されない高安定な測定が可能なProminenceシリーズの吸光度検出器(ノイズ 5μAU以下)および蛍光検出器(水ラマンS/N比 2000以上)を使用することができ、微量成分の高感度分析が可能です。 |
| (6) |
環境にやさしい分析(グリーンLC)を実現 |
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分析時間の短縮により、1分析あたりの消費電力と溶媒消費量を1/20に低減。また、新開発の150℃対応高温カラムオーブンを用いた高温分析により、有機溶媒を使用しない分析を可能とします。これにより、有機溶媒の廃液による環境負荷も低減することが可能です。 |
新製品のNexeraは、定評あるProminenceシリーズとの互換性を維持していますので、高速・高分離分析の更なる時間短縮だけでなく、主要な他社製ワークステーションからの制御も可能です。各種アプリケーションで信頼性の高いデータを実現するための基本性能の向上を達成した本製品を投入することにより、国内外における液体クロマトグラフ市場でのシェア拡大を目指します。 |
| 【製品の概要】 |
| 名 称 |
超高速液体クロマトグラフ Nexera |
価 格
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863万円(標準システム構成,税別) |
| 販売計画 |
1500システム(当初1年間) |
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