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2025年7月30日 | プレスリリース
マテリアル領域でスタートアップのMI-6と協業へ
分析装置×MIで材料研究サイクルの高速化・高度化を目指す
島津製作所は、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)※関連のプラットフォーム「miHub」を提供するMI-6株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:木嵜基博)と、材料開発領域におけるデータ利活用に関する協業に関する基本合意書(MOU)を締結しました。「miHub」はMIによる高度なデータ解析と知見の蓄積を実現するSaaS型実験計画プラットフォームです。島津製作所とMI-6は、分析装置とmiHubのシームレスな連携を通じて、「材料の配合・加工などの各種条件の探索」や「新材料の発見」など顧客の業務効率化を目指します。両社は、材料研究の「勘や経験に頼りがち」や「蓄積した分析データが膨大で、活かし切れない」といった課題に対する、新たなソリューションのPoC(共同事業実証)を推進していきます。
島津製作所は中期経営計画において、「マテリアル」を4つの社会価値創生領域の1つとして位置付け、「分析・解析技術と量産装置技術による材料開発・生産革新への貢献」を目指しています。マテリアル領域では、材料試験機、X線CT装置、走査型プローブ顕微鏡、ガスクロマトグラフ(GC)、液体クロマトグラフ(LC)、エネルギー分散型蛍光X線分析装置などの分析計測機器と金属3Dプリンターによる加工に用いられる真空脱脂焼結炉などをトータルソリューションとして提供していきます。
- ※ AIやデータサイエンスで材料開発を効率化・高度化する手法・技術
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https://www.an.shimadzu.co.jp/industries/engineering-materials/index.html