島津製作所 SHIMADZU

キミたちの未来に、科学技術でこたえていく。

飛行機が上手に飛び立ったり着陸したりできるのはなぜですか?

飛行機が空に向かって
飛び立つときに必要な力
が、揚力と呼ばれるもの。そして飛行機が、より大きな揚力を得るために欠かせないのが高揚力装置です。実は島津製作所は、そうした航空機装備品の開発を昔から手掛けています。飛行機が短い滑走路からスムーズに離陸できるのは、この装置で主翼にあるスラットやフラップが展開し、翼に沿う空気の流れを変えながら、翼の面積を増やして揚力を得ているから。また、時速1,000km近くで巡航する飛行機が着陸のために減速しても、ちゃんと飛んでいられるのもこの装置のおかげ。こうした高揚力装置の製品化に不可欠なのが、安全性に対する評価です。開発現場では、空力や気圧、さらには-50℃という気温など、実際に上空で想定される負荷を課すさまざまな評価試験も行います。

航空機器事業部 技術部 制御システムグループ 副グループ長 山田明夫

24時間、何ヶ月、ときには何年も、装置を動かし続けて安全性を確かめます。その厳しい試験に耐えられる製品を生み出すことで、私たちの技術力は世界の航空機メーカーから高く評価されています。子供たちからも人気のある飛行機は、たくさんの人や荷物を一度に速く運ぶ乗りもの。いつまでも飛行機を好きでいてほしいという航空機とその装備品の開発に携わる者の思いを込めて、私たちはこれからも安全性に貢献できる技術を世界に羽ばたかせていきます。
子供たちの未来に、科学技術でこたえていく島津製作所です。

ボーイング社747-8型機のフラップ駆動システム 主要構成品目群を受注・開発

SHIMADZUの技術 高揚力装置の原理とは?

巡航時 離着陸時

飛行機は翼によって生じる、重力と逆方向に働く力=揚力を発生させることで空中に浮かんでいます。翼の形状により上下に流れる空気の流れの速度を変える事で圧力差が生じ、圧力の低い方へ翼が動こうとする事により揚力が発生します。
離着陸時には翼の形状を変化させ、一時的に著しく揚力を大きくする必要があります。このより大きな揚力を発生させる翼の前側にある前縁フラップ/スラットや後側にある後縁フラップ等を総称して高揚力装置と呼びます。

高揚力装置

高揚力装置によって揚力が増加した結果、航空機はより低速での滑走路への侵入が可能となり安全に着陸できます。

開発担当者が語る「今」と「未来」

開発担当者が語る「今」と「未来」