トップコミットメント

2015年3月31日、当社は創業140周年を迎えました。
「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、京都・木屋町で初代島津源蔵が創業し、社会や科学技術の発展と共に当社も進化と成長を続けて参りました。今では世界30か国で1万名を超える従業員が事業活動を展開するに至っており、当社を支えていただきました世界中の全てのステークホルダーの皆様に心より厚く御礼を申し上げます。

この節目となる年の4月、当社は韓国大邱市で開催された第7回世界水フォーラムに参加し、官民一体となって日本の技術力をアピールする日本政府主催のパビリオンに出展しました。
世界中の水問題に関係する専門家や国際機関が一堂に会する場で、自然環境によって私たち人類の生活や企業活動が支えられていることを再認識し、また、公衆衛生と地域生活の向上に寄与する科学技術の意義も改めて感じる機会となりました。
当社は水の循環過程で貢献する分析装置の事例紹介と共に、国連大学との共同プロジェクトである「アジア水圏における残留性有機汚染物質(POPs)の監視と管理」の取り組みを紹介しました。1996年より継続的に支援をしていますが、このような形で事業活動を通じて環境問題や社会課題の解決に寄与することは当社にとっても非常に重要なことであり、グローバル企業に対しての社会の要請であるとも考えています。

こうした姿勢を当社は中期経営計画にも反映させており、「世界の顧客の成長に資するイノベーティブカンパニー」を目指した取り組みを2014年4月より展開しています。具体的には、高度な技術と潜在ニーズを結実させた商品による市場の活性化、先進的な顧客との共同研究の拡充による新分野への展開、新興国市場の成長力を取り込むための事業基盤の構築、アフターマーケット事業の強化など、さらなる成長に向けた施策を積極的に進めています。2017年3月期の目標は連結売上高3,500億円、営業利益率10%を掲げていますが、おかげさまで、2年連続で連結売上高は3,000億円を超え、また2015年1月にはマレーシアに新たな販売拠点を開設するなど、順調に推移しています。今後はグローバルベースでのコンプライアンスの強化やダイバーシティを尊重した人材の育成・活用にも一層力を入れていきます。

本サイトでは、科学技術を用いた社会課題の解決に寄与する事業活動の成果をご報告すると共に、世界中のステークホルダーの皆様にさらに信頼される企業となるためのガバナンス体制をはじめ、さまざまな取り組みについてもご報告しております。
皆様におかれましては、ご高覧いただき、忌憚のないご意見をお聞かせいただければ幸いです。

株式会社島津製作所
代表取締役 会長  中本 晃
代表取締役 社長  上田 輝久

2015年4月17日 韓国の大邱市で開催された第7回世界水フォーラムの閉会式で行われた第4回京都世界水大賞の授賞式において協賛代表としてスピーチを行う中本会長。

2015年6月30日 社長就任後、従業員へ向けての就任挨拶の中で経営方針および中期経営計画を伝える上田社長。

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