テニス豆知識

TIPS AND TRIVIA

「これからテニスを始めたい」「テニスの試合を観戦してみたい」という方のために、SHIMADZU Breakersのメンバーが紹介したい基礎知識・豆知識を持ち寄り、まとめました!
このページを見れば、観る方もプレーする方も、今よりテニスが楽しくなるかも!?

試合形式とテニスコートについて

「シングルス」と「ダブルス」

テニスの試合には、1人対1人でプレーするシングルスと、2人対2人でプレーするダブルスがあります。

通常は同性のペア同士で行われる試合をダブルスと呼び、男女ペアのものは「混合ダブルス」または「ミックスダブルス」と呼ばれます。

テニスコートのサイズ

シングルスで使用するコートは縦23.77m×横8.23m、ダブルスで使用するコートは縦23.77m×横10.97mとなっています。
どちらも試合をするコート自体は同じですが、使用する範囲が違います。シングルスの場合は、ダブルスよりもサイドラインが内側にあり、有効エリアが狭く設定されています。

テニスコートの種類とその特徴

屋外テニスのコートにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴があります。ここでは、主な4種類についてご紹介します。

クレーコート

[ クレーコート ]
土を使ったコートで、球足(※1)が遅く
イレギュラーバウンド(※2)が多い。
体への負担が少ない。

ハードコート

[ ハードコート ]
表面が硬質の素材で覆われている。
球足が速く、ボールがよく跳ねる。
コートの表面が硬いため体への負担が大きい。

グラスコート

[ グラスコート ]
天然芝を使ったコートで、球足はとても速い。
バウンドは低く、イレギュラーバウンドが多い。
他のコートに比べ、踏ん張りがきかず、滑りやすい。

[ オムニコート ]
人工芝の上に砂がまかれたコート。球足は遅く、ボールがあまり跳ねない。
足元は滑りやすいが、体への負担は少ない。

※1 球足(たまあし):テニスでは、バウンド後のボールの速さや勢いのこと
※2 イレギュラーバウンド:ボールが予想外の軌道でバウンドすること

全英オープンではグラスコート、全仏オープンではクレーコート、全豪・全米オープンではハードコートが採用されています。

テニスプレーヤーの憧れであるウィンブルドンのセンターコートは、1年のうち全英オープン(ウィンブルドン選手権)が開催される2週間しか利用されません。それ以外の期間は次回の選手権のために1年中メンテナンスされています。

ネットの高さ

ネット高さは、ネットポストで留める両端部分がそれぞれ1.07m、中央は1ヤード(0.914m)と規定されています。

テニスの単位は主に、アメリカを中心に使用されているヤードポンド法(長さ:ヤード、質量:ポンド)で定められています。ラケットのガットの硬さはポンドで表します。

用具について

ボールについて

国際テニス連盟の公式球は、直径6.54~6.86cm、重さ56.0~59.4gとされています。コアとなる中空ゴムをフェルトカバーで覆い、約1.8気圧の窒素ガスが充填されたものを使用します。

ボールについて
ラケットについて

試合用の規定では、グリップを含めた全長:73.7cm以内、ガット面の長さ:39.4cm以内、ガット面の全幅:29.2cm以内となっています。
ガット面の大きさは95~105cm2が一般的。初心者の方は、球を捉えやすいように大きめのものがおすすめです。重さは250~290gを目安に、扱いやすいと思えるものを選んでくださいね。

フレームは一般的に厚さと比例して硬さが増すため、厚みのあるフレームを選ぶと少ない力でボールを飛ばすことができます。

ガット(テンション・素材とその特徴)について

ガット(ストリングとも言います)の素材は、大きく分けて2つ。化学繊維で作られているものと動物性繊維からできているものがあります。化学繊維でできたガット(ナイロンガットやポリエステルガット)は比較的安価、対して動物性繊維でできたガット(ナチュラルガット)は高価であると言われています。ポリエステルは切れにくく丈夫ですが、硬い素材であるため、初心者はナイロン製の少し柔らかいものを使うことをおすすめします。太さは、断面の直径1.20mm~1.30mmのものが一般的です。

テンション(張りの強さ)は45~55ポンドが一般的と言われていますが、ボールを楽に飛ばしたいのであればテンションを下げるなど、自身の好みで調整します。

グリップ(素材・太さ)・グリップテープについて

日本で市販されているグリップの規格には、4段階の太さがあります。グリップ1の太さは直径10.5cm、それ以降は約3mmずつ太くなります。男性は2か3、女性は1か2を使用することが多いようです。

初めから巻かれているグリップテープを“リプレイスメントグリップ”と言い、多くのプレーヤーは、フィット感を高めるためにこの上から“オーバーグリップ”を巻いています。オーバーグリップは大きく分けて2種類あり、ウェットタイプとドライタイプがあります。ウェットタイプは手のひらが乾燥している人に向いており、ドライタイプは手に汗をかきやすい人に向いています。

テニスバッグについて

ラケットをはじめ、シューズやアイテムの持ち歩きに便利なテニスバッグ。コンパクトなワンショルダータイプから、プロの選手も使う大容量のリュックサック型ラケットバッグ、キャスター付きのツアーバッグまで、サイズもタイプもさまざまです。

プロ選手が試合に大きなラケットバッグを持ち込むのは、試合中にガットのテンションが変化したり切れたりした際の交換に備えて、複数のラケットを準備しておくため。その本数は3~10本程度と、選手によって異なります。

ウェアの規定について

試合では、男子の場合は“シャツとショーツ”、女子の場合は“ワンピースまたはシャツと、スコートまたはショーツ”の着用が規定されています。

ウィンブルドン選手権ではユニークな規定があり、男女ともに選手は全身“白”のウェア着用を厳しく義務付けられています。

これは、女子シングルスの初代優勝者、モード・ワトソン選手が上下を白で統一したウェアを着用していたことに由来するのだそうです。

シューズについて

フットワークを駆使するテニスにおいて、シューズは大切な存在。テニスコートの種類(材質)によって選ぶシューズが変わってくるため、自分がプレーするコートに適したものを選びましょう。日本では、テニスコート事情から“オムニ・クレーコート用”と“オールコート用”の2種類が主流です。

ルールについて

プレーの始まり、サービスがスムーズに決まらない場合は?

- レット/フォールト/ダブルフォールト

レット:
サーブされたボールがネット・ストラップまたはバンドなどに触れた後、レシーバー側のサービスコート内に正しく入った場合、また、レシーバーの体勢が整っていない時にサービスが打たれた場合は「レット」となり、サーバーはサービスをやり直すことになります。

フォールト:
サーバーが正しくサービスを打てなかった場合や、地面に落ちる前にネットポスト、シングルス・スティック、コート周辺のモノなどに触れた時は「フォールト」となります。

ダブルフォールト:
2回続けてフォールトすると、サーバーの相手プレイヤー・チームにポイントが入ります。

点数のカウント方法・試合の流れは?

- ポイント・ゲーム・セット

テニスでは、ひとつのプレーで獲得できる得点のことを「ポイント」と呼び、4ポイント先取で1ゲーム獲得となります。ポイントは、0(ラブ)→15(フィフティーン)→30(サーティ)→40(フォーティ)と独特の数え方をします。
40の次のポイント(ゲームポイント)を取ると1ゲーム獲得。さらに、6ゲームを取ると1セット獲得となります。
試合方式が5セットマッチなら3セット先取、3セットマッチなら2セット先取で勝利となります。

- デュースとは?

互いのポイントが40-40に並んだ状態のことを「デュース」と呼び、どちらかが2ポイントを連続で獲得するまでデュースが繰り返され、そのゲームは続きます。

- タイブレークとは?

ゲームカウント(互いのゲーム獲得数)が6-6になった時には「タイブレーク」というルールが適用されます。
タイブレークは、選手同士の実力が拮抗していて2ゲーム以上の差がなかなか付かない場合に、ゲームカウント7-6→7-7→7-8→8-8……と、試合が長引くのを避けるために考案されました。

タイブレークのルールは、簡単に言うと"次のゲームで7ポイント先に取ったプレーヤーが、このセットを獲得できる"というもの。サービス権は、最初の1本目を除き、サービス2本ずつで相手に移ります。
タイブレークにおいても、ポイントが6-6になると、2ポイント連取で勝負をつけます。
ポイントの数え方は通常のゲームから変わり、15・30・40ではなく、1・2・3……と1ポイントずつカウントされます。

テニスのポイント、0・15・30・40の数え方は、時計の文字盤に由来すると言われています。テニスは中世のヨーロッパで主流となった競技で、その当時、数え方として一般的だった「60進法」が関係していると伝えられています。また、30の次が40なのは「45(フォーティファイブ)」が長くて言いにくいために「40」へ変わったと言われています。意外とアバウトなんですね!?(諸説あります)

テニス史上で最長の試合時間は、なんと11時間5分!
2010年のウィンブルドン選手権の1回戦、アメリカのジョン・アイズナー選手とフランスのニコラ・マウー選手による試合でした。
ウィンブルドン選手権は、最終セットではタイブレークが適用されない為、日没サスペンデッドにより試合を中断して翌日へ持ち越すこと2回。計3日間に渡って大接戦が繰り広げられ、ジョン・アイズナー選手が勝利を収めました。

- トス(フィッチ)

第1ゲームのサービス権とエンドの選択をするために、試合の前に行われるのが「トス」です。トスで勝ったプレーヤーは、
・サービス権
・コートエンドの選択権
……の、どちらかを選ぶことができます(または、トスの敗者に権利を譲ることもできます)。

プロの大会ではコインを使って表裏を予想することもありますが、一般の大会では、ラケットを回してグリップエンドにあるメーカーのロゴの向きを予想する、という方法がよく取られます。予想時は「アップ/ダウン」や「スムース(表)/ラフ(裏)」と表現することが多いです。
(例)ロゴマークが上向きの場合はアップ、下向きの場合はダウンと表現します。

「スムース(表)/ラフ(裏)」の由来は、ガットに色の付いた飾り糸を通し、その糸の表面の滑らかさで判断していた時代のなごり。国際大会では「ヘッド/テール」と呼びます。

チェンジコートのタイミングと時間

チェンジコートは、第1ゲーム終了後に行い、その後、第3ゲーム終了後以降は2ゲームごとにチェンジコートを行います。チェンジコートのための時間は通常90秒、セット間のみ120秒与えられ、この間、選手は休憩を取ることができます。ただし、各セット第1ゲーム終了後とタイブレーク・ゲーム中は休憩がなく、プレーヤーは座ることはできません。

ボールチェンジとタイミング

- そもそも、ボールチェンジって?

試合中にボールを交換する理由は「ボール内の空気圧の変化」によるものです。テニスのボールには約1.8気圧の窒素ガスが充填されており、この反発力でボールはポンポンと跳ねています。 ところが、プレーヤーが互いに強くテニスボールを打ち合っていると、徐々にガスが抜けてしまい、跳ね方やボールの状態が変わってしまいます。そこで、試合中、一定のゲーム数ごとに新しいボールに替えること=ボールチェンジが定められています。

- タイミングは?

大会によって異なりますが、以下の3パターンがあります。

①7-9チェンジ

7ゲーム終了時と9ゲーム終了時にボールチェンジを行う。以降、9ゲーム消化する毎にボールチェンジ。

②9-11チェンジ

9ゲーム終了時と11ゲーム終了時にボールチェンジを行う。以降、11ゲーム毎にボールチェンジ。

③ファイナルチェンジ(3セットマッチの場合)

セットカウント1-1時にボールチェンジを行う。

②と比較して①のケースで、最初のボールチェンジが2ゲーム早く行われるのは、ウォームアップでのボール消耗を考えているためです。
また、タイブレークのときは、ボールチェンジのタイミングであってもボールチェンジは行いません。次のセットの第1ゲームスタート時に行います。

ボールチェンジを忘れてしまった場合は、次の奇数ゲームに行います。

メディカルタイムアウト

試合中に怪我をしてしまった場合、治療のための時間を取ることができます。
治療時間は最大3分間。治療を開始するまでの診察の時間は問われません。また、同じ治療箇所について、1試合で複数回のタイムアウトを申請することはできません。

メディカルタイムアウトとは別に「メディカルトリートメント」というルールがあり、チェンジコートの90秒間で2回まで治療を受けることができます。

トイレットブレイク

プレーヤーは、トイレに行くための時間をセット間で取ることができます。ただし、主審が緊急であると判断した場合は、該当選手のサービスゲーム前に取ることが可能です。シングルス3セットマッチの場合、男女共に1回、ダブルスの場合、男子はペアで1回、女子はペアで2回取ることが認められています。

ヒートルール

会場の気温が35℃以上になった場合、最終セットの前に10分間コート外での休憩を取ることができる制度です。ちなみに、真夏のハードコートでは、目玉焼きが焼けるくらいコート上が熱くなることも!

チャレンジシステム
主審や線審の判定に不服がある場合、プレーヤーは1セットにつき3回まで、映像判定を要求することができます。判定が覆った(プレーヤーの申し立て通りだった)場合、チャレンジシステムを利用できる回数は保持され、逆に審判の判定通りだった場合は1回分減ります。

- 具体的には……

コートの周りに複数台のカメラが設置されており、ホークアイと呼ばれるコンピューター映像処理システムを使って、ボールの位置や軌道を分析、CGで再現します。チャレンジが行使されると、その結果は数秒で映し出されます。
テレビで試合観戦をしていて、ご覧になったことがある方も多いのでは?

- いつから始まったの?

このチャレンジシステム、同様の制度が他競技でも見られますが、テニスでは2005年10月にITF(国際テニス連盟)が導入を承認。4大大会では、2006年の全米オープンで初めて導入されました。ただし、全仏オープンなどクレーコートで行なわれる大会では、コートに残るボールの着地跡で判定を行なうため、チャレンジシステムは採用されていません。

ボールの打ち方や技・フットワークについて

サービス(サーブ)/レシーブ(リターン)
サービス(サーブ)/レシーブ(リターン)

サービス(サーブ):
プレーヤーが自分のタイミングで唯一打てる、プレーを始めるために打つショット。相手にボールに全く触れさせずサービスでポイントを取ることを「サービスエース」と呼びます。

レシーブ(リターン):
サービスを返球することを「レシーブ」と呼びます。前述のサービスエースに対し、相手にボールに全く触れさせずリターンでポイントを取ることを「リターンエース」と呼びます。

サービスを打つ選手がそのゲームを取ることを「キープ」、レシーバーの選手がそのゲームを取ることを「ブレイク」と呼びます。

ストローク/ボレー/スマッシュ
ストローク/ボレー/スマッシュ

ストローク:
自分のコート内で一度バウンドしたボールを打つショットのこと。一般的に、試合中で一番頻度の高い打ち方です。

ボレー:
自分のコートに来たボールを、ノーバウンドのまま打ち返すショットのこと。ネット前で打つことが多い。

スマッシュ:
バウンドの有無に関係なく、高く上がったボールを上から強く打ちおろすショットのこと。最も威力がある攻撃法です。

フォアハンド/バックハンド

フォアハンド:
利き手側(ラケットを持っている側)に来たボールを、そのまま利き手側で打つこと。

バックハンド:
利き手とは反対側に来たボールを打つこと。

(例)
右利きの場合、体の右側でボールを打つのがフォアハンド、左側で打つのがバックハンドです。

ロブショット/ドロップショット

ロブショット:
高い山なりの軌道のボールを返すこと。

ドロップショット:
ネット際ギリギリにボールを打つこと。

どちらも、ラリーのリズムを変えることで得点を狙うための技です。

ポーチボレー

ダブルスにおける得点パターンのひとつ。ラリー時、前衛のプレーヤーが、自分のパートナーに向かって打たれたボールに飛び込んでいき、ボレーでカットする(打ち返す)こと。

ライジングショット

バウンドが頂点に達する前に打つショットのこと。ラリーのテンポを上げたり、リズムをずらしたりしたい時に使われます。

ライジングショットを得意とする選手として、伊達公子選手が有名です。

球種

球種は様々あり、トップスピン(ボールに順回転をかける)、スライス(逆回転をかける)、フラット(回転がほとんどなく直線的なボール)などがあります。

フットワーク

テニスの試合で用いるステップは、主に以下の4つがあります。

スプリットステップ:
相手がボールを打つ直前にその場で軽くジャンプすることで、返球のための体勢を整えることができる。

サイドステップ:
オーソドックスな反復横跳びの動作。体がネットに向かっているのでボールを打ちやすいが、長距離の移動には向かない。

クロスステップ:
コート内を"走って移動する"ことと同義。長い距離を素早く移動したい時に使われる。

スライドフットワーク:
移動の際、あえてコート上を滑る手法。主にクレーコートで使われる。

スプリットステップ」を踏むことで、
・相手が打つ直前に体の動きが一旦止まることで、打球をよく見ることができる
・着地した際に体が沈み込むことで、どの方向にも素早く動ける体勢をつくることができる
……といった大きなメリットがあります。

WTA

WTAとは

「女子テニス協会(Women's Tennis Association)」の略称。
女子プロテニスを統括する国際的な団体です。

WTAポイント

選手のランキングを決める、成績に応じて計算されるポイントのこと。大会グレードによって獲得できるポイントが決められており、選手は試合でポイントを稼ぐことによって、よりランクの高い大会への出場権を得ることができます。過去1年間に出場した大会の獲得ポイントのうち、多い方から16大会(シングルス)、11大会(ダブルス)分が反映されます。また、ポイントは1年間で失効します。(下記参照)

https://www.itftennis.com/media/7783/2022-wta-rankings-table.pdf

WTAツアー・ランキング

毎週(グランドスラム大会など2週間の大会期間中は除く)発表されるランキング。いわゆる"世界ランキング"のことです。各大会のエントリー及びシード順位(ウィンブルドンは除く)は、このランキングをベースに決定されます。

WTAツアー・ランキング

JTA

JTAとは

「日本テニス協会(Japan Tennis Association)」の略称。
日本国内のテニス競技を統括する団体です。

JTAポイント

「JTAオフィシャルポイント」の略称。
JTAが承認する公式トーナメントに出場し、試合に勝つことで得られるポイントのことです。

JTAランキング

「JTAオフィシャルポイントランキング」の略称で、JTAランキング作成時点から、過去52週間に開催されたトーナメントに出場し、そこでプレーヤーが得たJTAランキング対象大会(換算される国際大会も含む)にて獲得したポイントの多い者を上位とするものです。(JTA公式HPより)

なお、出場大会のうち、国際・国内大会を問わず、獲得ポイント上位20大会の合計でランキングが作成されます。また、団体戦においてもポイントが加算されます。

JTAランキング
JTAランキングとWTAツアー・ランキングの関係性

JTAポイントは、WTAツアー・ランキングポイント保持者にも与えられます。WTAの1ポイントそれぞれにつき200倍し、JTAポイントに加算されます。(JTA公式HPより)