Neuromarketingニューロマーケティング

ニューロマーケティング(Neuromarketing)は、脳科学や実験心理学をマーケティングに取り入れたもので、脳波や脳の血流等を利用して人間が言語化できない「無意識」の領域を顕在化させ、商品開発やデザイン評価に応用するマーケティング手法です。

これまでのマーケティングとニューロマーケティングの違い

アンケートやインタビューなど、従来の統計数字によるマーケティングリサーチでは、対象者である回答者が書いたり、言葉で発言していることと、実際の行動が違うなど、「本音」の意識が読み取れないこともあり、消費者の正確な意識が把握できていないことも多くありました。
当社では従来の統計的手法や、千葉大学で培った多くの心理学的検証実験の手法と(株)島津製作所が開発した光イメージング装置(f-NIRS)を利用した生理学的検証実験を融合させ、心理や行動のしくみを、脳の活動状況と重ね合わせて把握することにより、消費者(使用者)の本音や無意識の嗜好、意思決定プロセスなどを、より科学的な見地として得ることができる、新たなマーケティング手法を、提案します。

人の認知機能の仕組み

  1. きれいな風景
  2. 目から脳へ
  3. 次の行動へ
刺激の提示
  • 心地よい香り・触覚
  • 快適な操作性
  • ヒューマンエラーの防止
  • 気持ち良い空間

光イメージングや脳波などの反応を手がかりに最適な刺激環境を試行

脳の神経活動に伴う
脳血流の計測
  • 製品評価
  • 商品選択
  • デバイス評価
  • コミュニケーション空間

ニューロマーケティングで期待される効果

これらの手法を応用することで、エビデンスに基づくデザインが生まれ、その結果…

安心・安全な社会のためのモノづくりに寄与できます。

プロダクトデザインにとどまらず、あらゆる領域(医療現場、商業施設などはもちろん、さまざまなメディアを含む)における広義のサービス提供場面で、誰もが使いやすく、見やすく、間違いを起こしにくい、しかも心地よいデザインを生み出すことが可能になります。

商品開発におけるマーケティングリスクを低減させることができます。

さまざまな実験手法を用いて、科学的にデザインやユーザビリティーの評価を事前に行うことで、目的(有目性重視、識別性重視、主観的印象重視、操作・作業性重視など)に応じた各種デザインの良否を検証し、消費者の潜在意識を予測することが可能です。これにより、最適な商品デザインを開発することができます。

サービスフロー

step01

お問い合わせ
現在抱えておられる課題、お客様が評価してみたい事案に対するヒアリングを行います。(目的や導きたい結果に対するある程度の仮説をもつことが有効な実験を行う近道です。)

step02

実験計画の立案・見積り
ヒアリングに基づき、具体的な実験プロトコルの策定に際して、打ち合わせをさせていただきます。

step03

実験
承認された実験計画に基づき、被験者の決定、実験等を実施し結果と共に検証された仮説との対比を行います。

step04

結果報告
結果報告を行い、仮説に対しての立証及び、改善策への提言を行います。

主な実験メニュー

Eye-catching design elements(視線解析+官能性主観評価)

アイトラッキングを用いた視線解析は多くの調査会社でも行われていますが、単に人が製品や広告のどこを見ているかだけでなく、どこを見てどう判断するか、視線解析と官能性主観評価を同時に用いることで、人の心に訴えかけるデザインの要素を抽出することが可能になります。

f-NIRS:functional near-infrared spectroscopy(脳機能イメージング)

「近赤外分光分析法」により脳の前頭前野領域における血流変化をリアルタイムに計測します。人の認知機能の状態や変化を計測することが可能です。

  • ストレス不可状態の脳血流
  • リラックス状態の脳血流

その他の実験メニュー

Magnitude estimation method(感覚量の数値化)図1

Visual search with eye tracking(視覚探索)図2

Magnitude estimation method(感覚量の数値化)図1

肌触りや手触りなどの感覚量を、客観評価して調べます。

Visual search with eye tracking(視覚探索)図2

視覚探索という実験心理学で使われている手法を応用し、会社名、製品名、見逃してはならないポイントをいかに正確に早く見つけられるか、統計処理を行い、デザインの優劣を判断します。

Change blindness tasks with eye tracking(変化の見落とし)

変化に気づくまでの時間、正答率などを測定し、統計処理を行います。早く変化に気づき正答率が高い方が見やすいデザインと判定され、医療現場など見落としが事故に繋がる場面などにおいて、多く採用されています。

Identity evaluation package(デザインの独自性)

デザインリニューアル時などにおいて、対象品の顔ともいえる親近性の高いデザイン要素を抽出する方法です。
デザインを新しくしたい、しかしお客様が持っているブランドのイメージは変えたくないなど、パッケージリニューアルを効果的に行う手法です。

Design evaluation by short-time presentation(第一印象)

人はぱっと見の第一印象で“買いたい”“使ってみたい”を判断します。短時間の画像呈示を行い、統計処理を施すことにより、背景を考慮に入れた人間の直観的印象を明らかにしていきます。

Natural speech protect system(音と光のパーティション:特許出願中)

従来の消音システム(音を音で消す仕組み)とは違い、聴覚(音)と視覚(光)の両側面から、人のスピーチプライバシーを快適に守っていくシステムです。その空間に存在する音の周波数成分を分析、その音をマスキングし、かつ快適な音成分を作成。また、人間のサーカディアンリズムにそった光設計をプラスすることで、人が安心して会話できる空間を実現します。

など

当社は(株)BBStoneデザイン心理学研究所と共同で、新たなビジネスモデルを実施していきます。

株式会社BBStoneデザイン心理学研究所
http://www.bbstonedpu.com/

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