参考資料

(最先端研究開発(FIRST)プログラムにて作成または改訂された資料には左端に※印を付しています)

 1990年代に初版が出された”MALDI Matrix List” は、版を重ねてきました。2015年、Soft Laser Desorption (SLD) の発見から30年を記念して、Ver.2.8 が発刊されました。このリストには、下記の新たに追加された情報をはじめ様々な有用情報が掲載されています。

  • 社内報告書にて掲載した 1985年2月 SLD発見直後のスペクトル
  • 1万倍高感度化(液体Matrix)を含むFIRST-ms3dプロで開発 及び 島津グループが開発・応用に携わったMatrixと、その他の開発との関連説明
  • 個別化合物に適したMatrixの選出等に有用な情報(スペクトル、装置写真、200件を超える参考文献等)
  • 代表的Matrix 7種類における、吸光スペクトル比較(特に紫外領域)
  • Sample・Matrix乾固状態 と 感度・分解能 の関係の紹介

 タンパク質を構成する20アミノ酸について、構造情報と物理・化学的な特徴を一覧表にしています。

 タンパク質を構成する20アミノ酸について、遺伝子情報にMutationが発生した場合の質量差を、Codon情報と対比させながら、単純な整数質量 ”Nominal Mass” の場合(1/2)と精密な ”Monoisotopic Mass” の場合(2/2)に分けて、一覧表にしています。

 疾患に関係することが次々に見つかっている糖鎖の解析に有用な情報として、主要な単糖20種類について、有用な化学式・構造情報・記号等を一覧表にしています。

MALDI-MS Technical Reports

 当所では、MALDI-MSへのご理解を深めていただくため、”MALDI-MS Technical Reports”を発行して参りました。これらは質量分析を用いる研究室等で教本としても使われています。また日本質量分析学会では、4つの章について増補・一般論化が行われ、既に学会誌に掲載されています(参照:下記 参考論文)。

<※MALDI-MS Technical Reports (Rev.3.0)>

  参考論文: “なぜリフレクトロンモードやマルチターンによって質量分解能が向上されるのか”
          J. Mass Spectrom. Soc. Jpn. 2008, 56 (2) pp 49-54

  参考論文: “遅延引き出し法の基礎”
          J. Mass Spectrom. Soc. Jpn. 2009, 57 (1) pp 31-36

  参考論文: “なぜリフレクトロンモードでMS/MS様の測定が可能なのか”
          J. Mass Spectrom. Soc. Jpn. 2008, 56 (6) pp 263-268

  参考論文: “マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計用の検出器”
          J. Mass Spectrom. Soc. Jpn. 2010, 58 (3) pp 111-116

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