2015.3.19 Mass++がオープンソース化 Download可能になりました

 ”Mass++”は、様々なベンダーの質量分析データの表示・解析用フリーウェアとして 特に海外の方々に活用され、2015年2月末時点でユーザー数
が2,300名を超えています。

 このMass++は、JST/CRESTの成果を受け継ぎ、内閣府FIRSTプログラムのもとで エーザイ(株)と島津製作所 田中最先端研究所が共同で開発してきました。FIRST終了後も、島津製作所ではUpdateや論文発表を重ねてきましたが、これまで以上に成果の社会への還元を進め Mass++の更なる普及とユーザーによるプラグイン開発環境の一層の改善のため、Mass++のソースコードを公開(オープンソース化)しました。

 オープンソース化により、Mass++ の簡易な機能の拡張や変更が容易になります。また、Mass++ はプラグイン開発で新たな機能を追加する事ができますが、その際に既存プラグインのソースコードをサンプルコードとして用いる事ができます。

 

Mass++のオープンソース公開にあたって
(上記リンクには、公開にあたっての説明書きがあり、SourceForgeのソースコード Downloadサイトへのリンク等が紹介されています)

 

関連新着情報:
2015.2.6 タンパク質の末端配列特異性と同定方法に関する論文が発刊されました
2014.12.24 Mass++ ダウンロード数が 3,000を超えました
2014.11.27 ピーク検出精度と定量性を向上させるソフトウェアに関する論文が発刊されました
2014.11.26 Mass++が 2,000 userを超えました
2014.10.22 “Mass++”用波形処理法を解説する論文が発刊されました
2014.9.30 解析ソフトウェアMass++のプラグイン開発チュートリアルを公開しました
2014.8.25 ピーク検出・タンパク質同定を高度化する手法論文が発刊されました
2014.8.6 “Mass++”を紹介する論文が発刊されました
2014.6.10 タンパク質末端配列データベースProteinCartaを公開しました
2014.6.10 翻訳後修飾情報表示ツールPTM Librarianを公開しました
2014.5.15 解析ソフトウェアMass++のビギナーズガイドを公開しました
2014.3.27 解析ソフトウェア”Mass++ 2.7.2″がリリースされました